2014年 11月 25日
古民家再生の意義 |
平成26年9月6日
岐阜市にてWOOD ACの古民家再生に関するゼミに参加してきました。
岐阜市にてWOOD ACの古民家再生に関するゼミに参加してきました。
第一回目の今回のテーマは『古民家リノベーション、先進事例を学ぶ』でした。
前半の講義では『古民家リノベーションと町づくり』として
一般社団法人NOTEの金野幸雄さんから集落丸山や
丹波篠山での古民家の再生、農村地域の再生についてお話を伺った。
例えば、集落丸山では2008年には集落居住者は5世帯19人で、
12軒の民家があったが、7軒は空き家になっていました。
その後、2009年から国の「地域住宅モデル普及推進事業」の指定を受け、
一般社団法人ノオトが事業主体となり、
地元の設計士や工務店の協力のもと3軒の空き家古民家を改装し、
農業体験や日本文化体験などの生活体験用の滞在施設や店舗をつくり、
現在では「丸山プロジェクト」として2009年10月~2012年3月までで
集落丸山への宿泊者総数は2,000人を超え、収益も黒字となり
若者が働く場もでき、Uターン者の確保も出来てきたとのことだった。
日本の農村や里山といった原風景を守りつつ
観光客をよび、地元に働く場所をつくり、
そして地元の人々にも利用してもらえる施設として古民家を残す。
その取り組みを地域全体で行っていることに
大きな意義があり、日本の未来の暮らしのヒントがあるように思いました。
しかし、古民家再生には大きな『弱点』があることをごぞんじでしょうか?
・・・古民家再生の弱点へつづく
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by earth-imagine
| 2014-11-25 21:53
| 古民家